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第三編 第二章 末尾
2011.07.21 Thursday | category:quotation
お話
2007.07.15 Sunday | category:quotation
右大臣実朝
2007.07.08 Sunday | category:quotation
狐と踊れ
2007.07.06 Friday | category:quotation
金槐和歌集
2007.07.05 Thursday | category:quotation
高度に薄めたカルピスは
2007.06.11 Monday | category:quotation
三巻
2007.05.11 Friday | category:quotation
記号と事件 p21
2007.05.03 Thursday | category:quotation
つまり一冊の本を読むには二通りの読み方がある。ひとつは本を箱のようなものと考え、箱だから内部があると思い込む立場。これだとどうしても本のシニフィエを追いもとめることになる。この場合、読み手がよこしまな心をもっていたり、堕落していたとしたら、シニフィアンの探求に乗り出すことになるだろう。そして次の本は最初の本に含まれた箱になったり、逆に最初の本を含む箱になったりするだろう。こうして注解がおこなわれ、解釈が加えられ、説明を求めて本についての本を書き、そんなことが際限なく続けられるわけだ。もうひとつの読み方では、本を小型の非意味形成機械と考える。そこで問題になるのは「これは機械だろうか、機械ならどんなふうに機能するのだろうか」と問うことだけだろう。読み手にとってどう機能するのか。もし機能しないならば、もし何も伝わってこないならば、別の本にとりかかればいい。こうした異種の読書法は強度による読み方だ。つまり何かが伝わるか、伝わらないかということが問題になる。説明すべきことは何もないし、理解することも、解釈することもありはしない。電源に接続するような読み方だと考えていい。
既知の贈り物
2007.03.25 Sunday | category:quotation
「モスクワの数学ひろば2 幾何篇 面積・体積・トポロジー」
2007.03.06 Tuesday | category:quotation
「デカルトの暗号手稿」の読みどころは、
デカルトはなんとオイラーの定理を知っていたのだ!
の一言に尽きて、あとは極々普通のライプニッツの伝記である。
ところで、この本のp113にはこう書いてある。
「この事実を見つけたデカルトは喜びました。他の全ての多面体の中で、この性質によって正多面体を取り分けることができるのならばとても素晴らしいことではないか! しかしすぐにその夢は醒めてしまいました。V-E+S=2という公式はすべての凸多面体に対しても、そして凸でない多くの多面体に対しても成り立つのです。こんな「余計」な発見にガッカリしたデカルトは、このテーマを次の数学的恐竜に残したのです」
なんか数行で片付けられてんぞ。おそるべし、ロシア。
ちなみに著者のS.G.スミルノフは、あのV.I.スミルノフではない。
デカルトはなんとオイラーの定理を知っていたのだ!
の一言に尽きて、あとは極々普通のライプニッツの伝記である。
ところで、この本のp113にはこう書いてある。
「この事実を見つけたデカルトは喜びました。他の全ての多面体の中で、この性質によって正多面体を取り分けることができるのならばとても素晴らしいことではないか! しかしすぐにその夢は醒めてしまいました。V-E+S=2という公式はすべての凸多面体に対しても、そして凸でない多くの多面体に対しても成り立つのです。こんな「余計」な発見にガッカリしたデカルトは、このテーマを次の数学的恐竜に残したのです」
なんか数行で片付けられてんぞ。おそるべし、ロシア。
ちなみに著者のS.G.スミルノフは、あのV.I.スミルノフではない。
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